海も山も手つかずの
自然が多く残る沖縄随一の島

SHIMA INFORMATION

九州・沖縄エリア/ 沖縄県

伊平屋島 いへやじま

面積
20.64㎢
人口
1200人(野甫島と合算した伊平屋村の全人口・2021年時点)
観光スポット
マヤ洞窟、念頭平松、米崎海岸、海水浴、マリンレジャー、キャンプ
特産
もずく関連、黒糖関連、古酒
アクセス
那覇空港からやんばる急行バスで運天港まで3時間。運天港から伊平屋行きフェリーで1時間20分
URL
https://www.town.taketomi.lg.jp/

伊平屋島 iheyajima

沖縄県の最北端の離島村は
オリジナルの特産品がいっぱい

伊平屋島は、那覇市から北方に117km、沖縄本島辺戸岬の北西約40km、与論島のほぼ真西に位置し、細長く伸びた形をしています。最高地点は賀陽山 (294m) で西岸は山が集中しています。南側には野甫島があり、2つの島は野甫大橋によってつながり、両島で伊平屋村となっています。伊平屋村は沖縄県の最北端の村で、東シナ海洋上に浮かぶ離島村です。年間を通じて安定した亜熱帯海洋気候で、水産業・農業を基幹産業としており、山の幸・海の幸に恵まれています。手つかずの素朴な自然に恵まれていることが最大の魅力で、加えて歴史文化への評価も高まっており、近年はマリンレジャーを中心とした観光地としても脚光を浴びています。伊平屋の海は透明度が高くサンゴも多く見れることから、スキューバダイビング、スキンダイビング、シーカヤックなどのマリンアクティビティが盛んです。特産物が多い伊平屋ですが、最も伊平屋らしいと評判なのは「もずく」を使った加工品。磯の風味ゆたかなもずくの佃煮「ごはん大好き」、もずくと小麦粉だけで作った「もずくめん」が有名です。また、「もずくのたまご」は沖縄離島フェア2009優良特産品特別賞を受賞しました。同賞では「黒糖キャラメルパウンドケーキ」が優秀賞を受賞しており、「黒糖練乳」「黒糖蜜」も評判です。なかでも沖縄県民なら誰もが食べたことのあるキャンディ感覚の「一口黒糖」は、実は伊平屋村のオリジナル商品なのです。

日本は伊平屋島から始まった?
天の岩戸伝説が残る荘厳な洞窟

伊平屋島は日本の神話とかかわりが深いと言われています。それは「クマヤ洞窟」に天の岩戸伝説があるためです。天照大神が神々の争いを見かねて洞窟に隠れてしまったという天の岩戸伝説は全国に数多くありますが、ここは日本最南端の伝説の場所となります。この話のもとは、江戸時代の考証的国学者藤井貞幹(藤貞幹)が「衝口発」の中で、日本神話の天の岩戸をクマヤ洞窟、神武天皇の出生地が伊平屋島との説を唱えたことから始まりました。同時代の高名な学者・本居宣長とも大論争をかもしたということから、当時は相当話題になったことと思われます。現在においても、藤井説の根拠となったこのクマヤ洞窟には国学関連の大学の研究機関、沖縄史跡研究者が調査に訪れています。伊平屋島にゆったり流れる太古の時間と大自然の中にあって、神々しい「クマヤ洞窟」を前にすると、「ここからすべてが始まった」「日本発祥の地は沖縄である」と言われても違和感なく頷くことができそうです。神話好きや民族研究家はもちろんのこと、そうでない人でも日本人ならば一度訪れたい伝説の場所です。ちなみに「クマヤ洞窟」は1958年、県の天然記念物に指定されています。

遊びや観光だけじゃもったいない
民泊・体験学習もやってみるべき

島内では民家に宿泊して農業や漁業のお手伝いをしながら「島の暮らしとやさしさ」に触れるという、「民泊・体験学習」の受け入れを行っています。漁業体験では、サンゴ礁に生息するさまざまな魚種を見て、名前を知り、おいしい食べ方を教えてもらえます。農業体験では、紅芋を手作業で掘り出して収穫します。収穫された紅イモを材料に、家庭によってはうず巻きもちや紅イモてんぷらなどを作ったりします。手作業でのイモ堀りはとても大変ですが、収穫したときの喜びはまた格別です。観光では、美しい浜の数々がおすすめ。「米崎海岸」は、野甫大橋のふもとに広がる伊平屋島で最も美しいビーチ。特に天気の良い日は水が見事なほど透き通っています。「潮下浜」のビーチは、昔から定番のデートコース。海の美しさと静かなたたずまいは、現代においてもデートスポットとしてうってつけです。「クマヤ海岸」は、天の岩戸伝説の「クマヤ洞窟」の下側に広がる海岸。これらは伊平屋島らしい手つかずの海を知るうえで必見です。また、浜辺以外にも魅力的なスポットがあります。国の天然記念物であり沖縄二大琉球松の1つである「念頭平松」は、日傘を張ったように広がる枝が見事。目を見張るほどのクバ美林に囲まれた県指定天然記念物の「クバ山」、釣りの絶好ポイント「ヤヘー岩」などがおすすめ。村が運営するキャンプ場「いへや愛ランドよねざき」ではさまざまなマリンレジャーが楽しめます。

月明かりに照らされて島内を走る
島の風物詩「伊平屋ムーンライトマラソン」

多彩な年間行事が伊平屋島にはあります。「豊年祭」「いへやまつり」「国頭郡駅伝大会(やんばる駅伝)」「大綱引」「ウンジャミ(海神祭)」「ツール・ド・沖縄」などです。そして最たるものが、島の風物詩ともいえるマラソン大会「伊平屋ムーンライトマラソン」です。月明かりの下で、200mを超える山々、広大な田畑、サンゴ礁が連なる海岸線、そして澄んだ美しい海などを走ります。美しい自然と原風景を爽快に駆け抜けるマラソンです。特徴の1つは初心者や女性でも走りやすいこと。夕暮れから夜にかけて行われるので、暑さに弱い方や陽射しが気になる女性も気軽に参加できます。特に、ハーフマラソンコースの参加者は半数近くが女性ランナーです。また、マラソンの前後にも楽しさがあります。前夜祭では、村の伝統芸能や現代版組踊りの演武などが行われ、大会当日の後夜祭では、島内外からのゲストによるライブイベントなどもあり楽しさいっぱいです。そのほかにも伊平屋島のもずくがたっぷり入った沖縄そばや、泡盛のカクテル「照島パンチ」がふるまわれます。島民の温かいおもてなしも魅力の1つ。フェリーで島に到着したときのお出迎えから、大会の応援やサポートまで島民総出で参加者を歓迎します。

情報提供 / 一般社団法人 伊平屋島観光協会

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