柱島群島の有人離島で
一番小さな離島
SHIMA INFORMATION

中国エリア/ 山口県
黒島 くろしま
- 面積
- 約0.54㎢
- 人口
- 13人(2024年時点)
- 観光スポット
- 三島神社、まんどまりの浜
- 特産
- さつまみそ
- アクセス
- 岩国港から高速船で約37分
黒島 kuroshima
土地均分や共同所有という
独自の文化が育んだ島
山口県岩国市新港町にある岩国港から、南々東に約23km離れた海上に浮かんでいる黒島。柱島の西に位置し、岩国港から高速船に乗って約40分で到着します。島の南側には樫山と呼ばれる山があり、北側に向かって緩やかに広がっていきます。海岸線のほとんどは岩場で魚釣りに適していて、特に漁港の周辺は絶好のポイントです。島民が「まんどまりの浜」と呼んでいる砂浜ではシーグラスというきれいなガラス片や染付の陶器のかけらがたくさん落ちていて、拾うと島を訪れた思い出になります。島の歴史は柱島や端島より比較的新しく、かつては柱島住民の牛の放牧場として属島のような扱いでした。1830年ごろから柱島から16人が移り住み始めたと言われ、開拓が進められました。移住者たちは「土地均分」という考えをもとに島内の土地を均等に分け合い、1890年ごろまでは島の戸数を12戸以上に増やさなかったと伝えられています。またイワシ網やタコ壷などの島の生業の中心である漁業に使用する道具は、「共同所有」として島民同士で共有して使われていました。そんな黒島の歴史を記念して、1990年には黒島開島150年記念祭が催されました。柱島や端島と同じく「お接待」は黒島でも行われ、黒島の集落内にある大師堂にお参りして、飲食などの接待を受けるものとされています。島の人口減少が進むなか、受け継がれてきた行事に島民の熱い信仰心を感じられます。
情報提供/岩国市産業振興部観光振興課