多彩な魅力を持つ 小さなリゾートアイランド
SHIMA INFORMATION

関東・中部エリア/ 神奈川県
城ヶ島 じょうがしま
- 面積
- 約0.869㎢
- 人口
- 389人(2024年9月時点)
- 観光スポット
- 県立城ケ島公園、安房埼灯台、城ケ島灯台、ウミウ展望台、馬の背洞門、みはらし広場、海上イケス釣堀、城ケ島大橋、白秋記念館
- 特産
- マグロ、サザエ、シラス
- アクセス
- ①三浦海岸駅から電車で三崎口駅へ。三崎口駅からバスで約30分②産直センター前から渡し船で約5分
- URL
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城ヶ島 jogashima
360どこを見渡しても 雄大に広がるパノラマ
三浦半島の先端に位置する城ヶ島。東西に長い形をしている周囲約4㎞の島は、1周しても徒歩で約1〜2時間で回れるほどの大きさです。気候は黒潮の影響を受け、冬でも温暖な太平洋岸気候区に属しています。島の太平洋側では荒天時に激しい風が吹きますが、三崎側の海面は本島が天然の防波堤として機能し、比較的穏やかに過ごすことができます。これまで三浦半島から島へのアクセスは三崎仲崎岸壁から出ている渡し舟が唯一の手段でしたが、1960年以降は「城ケ島大橋」で車やバスのほか、自転車や徒歩でも渡ることができるようになりました。全長575mの橋は徒歩約10分で渡れるので、散策も兼ねて徒歩で島へ向かうのもおすすめです。周辺には視界を遮るものがないため、よく晴れた日には橋の上から、東に房総半島、西に富士山、南に伊豆大島を一望することができます。また、夕暮れ時は夕日に染まる大橋が美しく、見る場所や時間帯、時期によってさまざまな表情を見せます。小さな島ですが、東西南北には安房ヶ崎(東)、長津呂崎(西)、赤羽根崎(南)、遊ヶ崎(北)という岬があり、長津呂崎には城ケ島灯台、安房ヶ崎には安房埼灯台が建てられています。安房ヶ崎は神奈川県の最南端でもあり、2つの灯台は日本ロマンチスト協会と日本財団が共同で実施するプロジェクトで「恋する灯台」に認定されています。そういった観光スポットが多数あるほか、ハイキングや磯遊び、ダイビングなどさまざまなアクティビティが楽しめる島。宿泊施設もあり、都心からでもお手軽にゆったりとした島時間を楽しむことができます。
日本を代表する詩人も愛した ロマン溢れる島
古くから景勝地として知られる城ヶ島は、三浦半島の重要な観光資源として知られていて、その歴史は鎌倉時代に遡ります。城ヶ島という名前が、歴史上に初めて登場するのは1641年に刊行された「北条五代記」。この書物には、鎌倉時代に源頼朝やその子孫が島を訪れ、桜の花を愛でたなどと記されています。島内には「遊ヶ崎」や「水っ垂れ」、「酔女ヶ浜」など、源頼朝にまつわる地名が残されています。また1518年には、北条早雲が三崎城を再興した後、島へ渡って遊興に興じたとも伝えられています。明治時代に入り、三崎と東京を結ぶ汽船が就航すると、城ヶ島は都会からの避暑地として賑わい、遊ヶ崎には海水浴場が開設されました。大正時代には北原白秋の「城ヶ島の雨」が発表され、同地は若い男女の憧れを集めるロマンチックな島として全国的に知られるようになりました。北原は約10か月間三浦市に滞在し、島の詩歌を残しました。「城ケ島大橋」のすぐ近くには、白秋の三浦半島周辺での足取りを辿った展示をしている「白秋記念館」と「北原白秋詩碑」があります。1923年の関東大震災の際には海水浴客が減るなど影響を受け、大正時代末期から太平洋戦争終戦までは城ヶ島砲台が設置されたことから、島は要塞の時代を迎えました。しかし、戦後には「県立城ケ島公園」として市民に開放されたことで、現在では観光を楽しめる島へと活気を取り戻しています。
ミシュラン2つ星を獲得した 魅惑の風景が広がる島
豊かな自然が残る城ヶ島はミシュラン•グリーンガイドジャポンで「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」を意味する2つ星に認められています。島内には約1.2㎞の東西を結ぶハイキングコースが整備されています。海沿いの岩場•砂浜のコースと丘の上の水仙ロードの2つのコースがあり、島の景勝地を巡ることができます。コース内には、千島列島から越冬するために飛来する渡り鳥ウミウが望める「ウミウ展望台」や、長い年月をかけて海からの浸食でできたアーチ状の岩「馬の背洞門(うまのせどうもん)」など島の中でも屈指の名所が多くあります。また島の周りは相模湾と東京湾と黒潮の3つの潮が混じりあう場所なので、ボートダイビングやビーチダイビングに最適なポイントです。三浦半島最南端に広がる綺麗な海で、さまざまな魚を見ることができます。水中の魚を観察する方法はほかにもあり、半潜水式の観光船である「にじいろさかな号」では、手軽に海中散歩が楽しめます。船旅の途中に、魚やカモメにエサをあげることも可能です。島内にある「城ケ島灯台商店街」を抜けた南側には、「長津呂の磯」が広がっています。「長津呂の磯」では多様な地質現象が見られ、地層の観察に適しています。晴れていれば西に富士山が見え、東に目を向けると「馬の背洞門」を遠望できます。
ほのかに甘い香りを漂わせる 早春の風物詩ヤエスイセン
島内に大きく広がる「県立城ケ島公園」では海を一望できる雄大な景観とともに、四季折々に咲き誇る海浜植物を観察することができます。夏はアジサイ、秋はハチジョウススキ、冬はヤエスイセンなど種類も豊富です。海風を受け斜めに育った黒松には、自然の力強さに驚かされます。特に島の中でも有名なヤエスイセンは約30万株が植えられています。1月下旬から春の便りのように咲き誇り、近くを歩けば、ふくよかな甘い香りに包まれます。その時期には「県立城ケ島公園水仙まつり」が開催され、1月中旬〜2月中旬ごろに咲くヤエスイセンを鑑賞するため、毎年多くの観光客が訪れます。そのほか「初日の出イベント」や「みさき白秋まつり」、「三崎城ヶ島花火大会」など年中さまざまな祭りが行われていています。また夏場にはビーチサイドバーベキューや海上イケス釣堀を目当てに、多くの人々が訪れます。ビーチサイドバーベキューは、「城ケ島大橋」の近くにあるのでアクセスが良く、三崎港で獲れた新鮮な食材や機材を事前予約で利用することができるので、手ぶらでバーベキューをすることができます。海上イケス釣堀で釣った魚を、すぐにバーベキューで堪能するのもおすすめの楽しみ方です。岸壁から歩いて渡れる海上イケス釣堀では、気軽に釣りを満喫することができるだけでなく、天候次第では富士山も見える絶景のロケーションです。
情報提供/一般社団法人三浦市観光協会